【福島市】相続不動産買取・見積り相談を受付！買取に向いている中古物件の特徴・契約不適合責任とは？

相続した中古物件などをできるだけ高く売却するためには、不動産に合った売却方法を選択することが重要です。福島市で相続不動産買取に対応する株式会社かんの不動産総合が、買取に向いている物件の特徴や契約不適合責任について解説いたします。

相続した中古物件などの売却方法には、不動産会社が買主を探す「仲介」と不動産会社が直接買い取る「買取」があります。このうち、相続不動産買取の相談をしたほうがよい物件やケースとして次のようなものがあります。

遠方にあり手入れができない物件

不動産には固定資産税がかかり、老朽化すれば修繕費用も必要です。「空家等対策特別措置法」の制定により、「特定空家」に指定されると特例が適用されず固定資産税が高くなる可能性があります。遠方にあり手入れができない中古物件などは、相続不動産買取を依頼してできるだけ早く手放すことをおすすめします。

立地条件が悪い物件

アクセスが不便で周辺にスーパーや学校、病院など、生活に必要な施設がない物件は売れ残る可能性が高いです。相続不動産買取の場合、不動産会社は運用方法や再販売方法を熟知しているため、買取後も立地のマイナス面を補いながら利益を生み出せます。そのため、立地条件の悪い物件でも速やかに売却できるのです。

築20年以上の物件

近年、リフォーム・リノベーションを前提に不動産を購入する方も増え、中古物件に人気が集まっています。しかし、築20年以上の中古物件は資産価値がほとんどなく、老朽化も進んでいるため、売却価格をかなり下げないと買い手が付きづらいケースが多いです。相続不動産買取は不動産会社がリフォームなど行ったうえで再販売するので、現状のまま物件を売却できます。

事故物件や心理的瑕疵物件

事故物件や心理的瑕疵物件は市場価格より安くなります。また、買主に対して告知義務があり、安いだけでなく売れ残る可能性も考えられます。このような物件も、不動産会社に買取を相談したほうがよいでしょう。

福島市で相続不動産買取の見積りを依頼する前に、契約不適合責任について押さえておくことも大切です。

契約不適合責任とは？

2020年4月1日の民法改正により、瑕疵担保責任から契約不適合責任へと変更されました。売却した不動産が契約内容と合っていない場合、売主が責任を負うというものです。名称だけでなく内容にも変更があり、売主の責任は以前より広範囲に及んでいるのでご注意ください。

瑕疵担保責任との違い

瑕疵担保責任の対象は隠れた瑕疵でしたが、契約不適合責任では隠れていたかどうかは関係なく、契約内容に適合していなければ責任を負わなくてはいけません。また、買主は追完請求と代金減額請求もできるようになったので、売主の責任はより重くなっています。

契約不適合責任の注意点

契約不適合責任は瑕疵担保責任と同じく任意規定なので、買主との合意を得られれば一部または全部免責にすることもできます。しかし、責任追及がしやすくなっているため、個人間売買では不利にならないよう十分な取り決めが必要不可欠となります。一方、相続不動産買取を依頼した場合、買主は不動産会社なので売主は契約不適合責任の免責が可能です。相続不動産買取時は念のため、売買契約書に契約不適合責任についての記載がないことを確認しておきましょう。

不動産売却は頻繁に行うわけではないため、仲介にするか、買取にするか、簡単に決断できない方も多くいらっしゃいます。株式会社かんの不動産総合は福島市や伊達市、伊達郡などの福島県北部を中心に、不動産取引のサポートに取り組んでおります。司法書士などの各士業とも相互に連携でき、相続相談から売却手続きまで、トータルでの支援が可能です。福島市で中古物件売却や相続不動産買取、相続の対策などをご検討の際は、お気軽にご相談ください。